保育の目標を達成するために、保育士等は次の事項に留意し保育をします。
(1)一人一人の子どもの状況や家庭及び地域社会での生活の実態を把握するとともに、子どもが安心感と信頼感を持って活動できるよう、子どもの主体としての思いや願いを受け止めること
(2)子どもの生活リズムを大切にし、健康、安全での情緒の安定した生活ができる環境や、自己を十分に発揮できる環境を整えること
(3)子どもの発達について理解し、一人一人の発達過程に応じて保育すること。その際、子どもの個人差に十分配慮すること
(4)子どもの相互の関係作りや互いに尊重する心を大切にし、集団における活動を効果あるものにするよう援助すること。
(5)子どもの自発的、意欲的に関わるような環境を構成し、子どもの主体的な活動や子ども相互の関わりを大切にすること。特に、乳幼児期にふさわしい体験が得られるように、生活や遊びを通して総合的に保育すること
(6)一人一人の保護者の状況やその意向を理解、受容し、それぞれの親子関係や家庭生活等に配慮しな がら、様々な機会をとらえ、適切に援助すること